お好み焼き教室・たこ焼き教室の専門学校|若竹学園

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飲食店を開業するにはどんなスケジュールで動けばいいか

飲食店を開業したいけれど、いつからどのようなスケジュールで動き始めればよいのが具体的なイメージがわかないとお悩みの方はいらっしゃいませんか?
飲食店を開業するにはおおまかに1年間の準備期間が必要です。

この記事では飲食店の開業スケジュールと注意するポイントを詳しく解説します。

飲食店開業のスケジュール

飲食店の1年前からの開業スケジュールについて順を追って説明します。

開業準備(1年前)

開業の準備として最初に行うのは飲食店のコンセプトを決めることです。

特に、どのような顧客をターゲットとして想定しいるのかをこの時点でしっかりと決めていないと、準備の段階からオープンまでに大きなズレを生じる恐れがあります。
後々事業計画書の内容にも影響を与えるため、ここは時間をかけてしっかりと準備しましょう。

事業計画書・資金調達(10ヶ月前)

事業計画書は創業融資を受けるために作成する書類ですが、開業準備時に考えたコンセプトを具体化できるというメリットもあります。
具体的には次の5つを落とし込めるとよいでしょう。

①店のコンセプト
②事業内容
③立地・費用
④競合調査
⑤初期費用と経営計画

資金調達方法は融資以外にも親戚からのサポートや補助金活用などさまざまに考えられますが、不足しがちなのが運転資金なので半年分は確保するのが望ましいと言えます。

運転資金につきましてはこちらの記事に詳しく解説しておりますので参考にしてみてください。

物件探し(6ヶ月前

ターゲット顧客が多く見込める立地の物件を探します。

物件には契約に応じてスケルトン物件と居抜き物件の2種類があり、スケルトン物件とは建物の躯体だけの状態に原状回復した物件、居抜き物件とは内部設備をある程度残した状態の物件を言います。

開業資金にあまり余裕がない場合は居抜き物件を選ぶと初期費用が少なくて済むでしょう。

居抜き物件で飲食店を開業する際のポイントについてこちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

内外装工事(3か月前)

飲食店の内装・外装工事を行います。

飲食店への施工実績が多い設計・施工会社に依頼すると、より自分の希望に合った内装・外装工事を予算に合った内容で行ってくれるため安心です。

設備や什器・メニューの用意(3か月前)

備品や什器はリストを作り買い忘れがないようにしますが、ネット上で開業したい飲食店を検索すると必要な備品リストを準備してくれているショップもあります。

またメニューは開業したい飲食店のコンセプトに合ったものでないといけません。
定番メニューだけではターゲット顧客が来店する理由がなくなってしまうので、差別化のために必ず他のお店にはないオリジナルのメニューを加えるようにしましょう。

人材確保や教育(2か月前)

従業員を雇用する場合はアルバイト募集サイトなどに出稿し、徐々に面接などを行っていきます。

ここで従業員に仕事を教えると同時にしっかりと信頼関係を築いておくと、お店の経営をスムーズに行うことができるでしょう。

許可の申請(2か月前)

飲食店を開業するにあたって必要な届出と申請先を一覧表にまとめてみました。

届け出の種類提出先理由
開業届税務署個人が事業を開始したため
給与支払い事務所の開設届税務署従業員を雇用するため
食品営業許可保健所食品衛生法に基づいて許可が必要な32業種のうち「飲食店」に該当するため
防火対象物使用開始届出書消防署火を使用する設備を使うため

申請を出せばすぐに許可が下りるというものではないため、時間に余裕を持って行うようにしましょう。

飲食店の開業スケジュールの中で注意するポイント

飲食店の開業スケジュールの流れについてご理解いただいたところで、注意した方がよいポイントを4つご紹介します。

コンセプトを明確に

飲食店のコンセプトを明確にするには、5W2Hがよく用いられますが次のように定義づけるとわかりやすいのではないでしょうか。

①why(なぜ)→創業目的
②who(誰に)→ターゲット顧客
③what(何を)→メニューや客単価
④where(どこで)→立地や物件
⑤when(いつ)→開業時期や営業時間
⑥how to(どうやって)→業態や接客、サービス
⑦how much(どれだけ)→売上規模や店舗数

この中では創業目的やターゲット顧客をはっきりさせないと他の項目が決められないので、先に考えるのがコツです。

事業計画書は数値を明確に

作ったコンセプトに具体的に数値を落とし込んでいくと事業計画書が完成します。

設定した数値には根拠が必要で、論理的に内容を説明できなければなりません。

物件メニューはリサーチを

物件選びとメニューを決める時はリサーチを積極的に行いましょう。

物件選びであればターゲット顧客の数、競合店の動きなどを積極的に知る必要があり、メニューは他店との差別化や季節感も大切にして決めなければならないため、情報収集には積極的に取り組みましょう。

開業許可は早い目に

営業許可書を取得するには竣工もしくはオープンの10日〜2週間前までに申請書類を準備し、保健所の検査を受ける必要があります。 検査から営業許可書の発行まで1週間程度かかるため、時間に余裕を持って申請するのを忘れないようにしましょう。

まとめ

飲食店の開業スケジュールはおおまかに1年間かかりますが、概要を並べてみただけでも本当にたくさんのことをしなければならないのがおわかりいただけたことでしょう。

これらを誰にも相談せず、一人で進めていくのはなかなか難しいことです。

スムーズに開業までの1年間を過ごすためにも、事前にセミナーや専門の先生がいる学校で開業について学んでみることをおすすめします。

開業について知識を深めてから行動に移すことで、より余裕を持って開業準備に取り組めるでしょう。 ぜひ積極的に学び、自分の理想の飲食店を作ってみてください。