お好み焼き教室・たこ焼き教室の専門学校|若竹学園

若竹学園ロゴ

飲食店開業までに必要な流れとスケジュールを紹介

飲食店を開業しようと考えているけれど、開業までの具体的なスケジュールがどうもイメージできないとお悩みの方はいらっしゃいませんか?

この記事ではお好み焼き屋の開業を例に、計画からオープンまでの1年間の流れとポイントをご紹介します。

計画からオープンまで一年とした流れ(お好み焼き屋)

最初に飲食店の計画から開業まで1年間かけるとした場合の流れをご紹介します。

12か月前 コンセプト作り

最初に飲食店のコンセプト(世界観)を決めます。

これは5W2Hのフレームワークで考えるとわかりやすいでしょう。
5W2Hとはビジネスにおいて物事を計画的に進める際に用いる確認事項ですが、飲食店のコンセプトにおいては次のように定義づけられます。

①why(なぜ)→創業目的
②who(誰に)→ターゲット顧客
③what(何を)→メニューや客単価
④where(どこで)→立地や物件
⑤when(いつ)→開業時期や営業時間
⑥how to(どうやって)→業態や接客、サービス
⑦how much(どれだけ)→売上規模や店舗数

具体的に考え、コンセプトシートなどを作成してまとめておくとよいでしょう。

8か月前 物件探し・事業計画

事業計画書の作成とは、作ったコンセプトに具体的な数値を落とし込んでいくことを言います。

設定した数値には根拠があり、論理的に内容を説明できる必要があるのがポイントです。

また物件探しですが、コンセプトに合ったターゲット顧客が多くいるエリアで物件を探しましょう。

5か月前 資金調達

開業資金を調達します。

開業資金とは物件取得費、店舗投資費、開業諸経費、運転資金、生活費の合計金額です。

日本政策金融公庫が2013年に行った「生活衛生関係営業の景気動向等調査」の結果によると、開業時に注意しておけばよかったと感じることに26.8%の経営者が「自己資金が不足していた」と回答していること、64%の飲食店が開業してから軌道に乗せるまでに半年以上の期間がかかったと回答していることから運転資金は多めに準備しましょう。

4か月前 メニューの開発

飲食店のコンセプトに合ったメニューを作成します。

定番メニューと、他のお店にはない差別化できるメニューの両方が必要です。

原価率を30%にするのが目安ですが、これは平均値で、メニューによって利益の厚いもの薄いものとがでてきます。

3か月前 店舗の施工

飲食店の内装工事を行います。

設計・施工会社で飲食店の施工実績が多い業者を選ぶのがポイントです。
このような業者であればコンセプトをしっかりと守って施工を行い、要望も伝えやすいでしょう。
施行事例の店舗を見せてもらい、こちらの考えもはっきり伝えてキャッチボールしながら進めていくことで納得のいくものができるはずです
全てお任せというのは危険です

2か月前 備品・什器購入・仕入れ先の選定

備品や什器はリストを必ず作成して漏れのないようにします。
また作成したメニューを基に、食材の仕入れ先を決めます。
生鮮食料品など、足りなくなったときにすぐに調達できる業者を決めておくと便利です
最近は業務用食材専門の通販サイトなどを上手に利用することで安く仕入れることもでき、利益確保に役立つでしょう。

1か月前 スタッフ採用・届出

従業員を雇用するのであればアルバイトやパートの募集サイトに出稿する必要があります。

また飲食店を開業するにあたって次のような届出が必要です。

届け出の種類提出先理由
開業届税務署個人が事業を開始したため
給与支払い事務所の開設届税務署従業員を雇用するため
食品営業許可保健所食品衛生法に基づいて許可が必要な34業種のうち「飲食店」に該当するため
防火対象物使用開始届消防署火を使用する設備を使うため

届出を怠ると開業することができなくなるので注意しましょう。

お好み焼き屋を開業する流れに重要なポイント

次にお好み焼き屋を例として飲食店を開業する流れのポイントを4つご紹介します。

コンセプトを考える

お好み焼き屋を開業する際も5W2Hのフレームワークでコンセプトはきっちりと立てましょう。

どの項目もしっかりと検討する必要がありますが、特にターゲット顧客をしっかりと想定しないとお店の軸がぶれてしまいます。
後から修正するのは難しい部分なので、コンセプトは時間をかけて作り込みましょう。

メニューの開発を積極的に

メニューの開発は積極的に行います。ターゲットが似ている繁盛店のメニューを参考にして組み立てても良いでしょう。

特に差別化するメニューには力を入れます。ターゲット顧客に「また食べたい!」と思われるメニューがあれば鬼に金棒です。

安定感のあるスタンダードなメニューと、季節感や見た目も新しいメニューで緩急を作ってお客様にアピールしましょう。

立地条件を検討

お好み焼き屋の開業においては立地条件を検討することが大切です。

お好み焼店の顧客ターゲットは子供さんからお年寄りまで幅広く、食事使い、居酒屋使いといろいろな目的でも利用できるので、顧客のターゲットに合わせた立地を選択します。また、好まれる味が地域によって異なることもあるので、立地の持つ味覚の傾向というのもよく分析する必要があります。
競合店の多い地域、少ない地域によって、それに合った戦略を立てる必要もあります。
お好み焼きを食べる習慣があまりない地域では、ターゲットをしっかりと絞って、足を運んでもらう工夫をしましょう。

開業指導を専門の学校に受ける

お好み焼き屋だけではなく全ての飲食店において言えることですが、開業のノウハウを教える専門の学校に通えば、通常独自で収集するとかなり時間のかかる技術や知識を短期で習得することができて時間の節約になります。

また、事前に知識を習得していると、開業の準備の時点で業者等の打ち合わせの際に全てを任せてしまうのではなく、こちらの意見をはっきりと伝えることができたり、無駄な出費をしなくて済みます。

昨今飲食店は開業しても10年以上経営できる店は1割程度という現実があります。オープンの時点で経営についてしっかりとした知識を持ってスタートすることが、その後の経営の行方を左右します。

まとめ

飲食店の開業への流れを見渡すとおおむね1年程度はかかり、その中で専門の学校に通ってプロに開業や経営について教わる時間を持つことも重要なことだとだとわかります。

お客様に長く喜んでもらえる飲食店を開業するためにも、自信でもじっくりと学んで理想のお店を作り上げていってください。