オーナーの石田さまは2026年1月に学園に入学、4月に開店というスピードオープンでした。
30年間大手金融機関にお勤めで、以前より飲食店をやりたくて、定年後では間に合わないと思い早期退職して若竹学園に入学されました。
学生時代はラグビーをされていて、そこで培った体力と忍耐力で入行当初目標だった支店長も経験したので、「やるなら今しかない」と迷いはなかったそうです。
飲食店をやると言ったらまわりから「飲食店はしんどいで」「なんでそんなんするんや」と言われましたが、準備の段階から楽しくて、実は開店してからも毎日面白くて「全然大変じゃないんですよ」と、笑顔で言われます。

訪問したのはオープンして約1ケ月経った時でした。
前の晩から明日の仕込みのことを考え、開店時間前にその日の営業のことを考えてひとつひとつ新しいやり方を考えるのが楽しいと言われます。
店舗は以前スナックのお店を居抜きで部分的に改装されたので雰囲気がスナックのまま。
お好み焼きを食べずにお酒だけ飲みに来る方がいらっしゃるので「お好み焼きも食べてもらうようにしています。」と言われましたがそれが正解です。
開店当初はお客様から「こうした方が良いよ」「あそこのお好み焼きは美味しいから行ってみたらいい」など、良かれと思ってアドバイスをいただくのですが、実はここでブレるとその後長く営業を続けられるかどうかの分かれ道になります。
「いまはとにかく美味しいお好み焼きを出すこと、それをお客様に召し上がっていただくことに重点を置いています」と王道を歩かれています。
それがお店の品格となり、お客様に選ばれるお店となるのです。

お客様は学生時代のラグビーのお仲間や銀行時代の同僚のみなさんが入れ替わり来店していただき、お連れのお客様がまたお客様を連れてきていただくという好循環が起こっているようです。石田様のお人柄が表れています。
「今は時間がかかってもコツコツと基本をしっかり守って継続していくことを目標にしています」とのことです。
お好み焼きの味は学園で習った通りに出されていて、お客様の評判も上々。
今までの石田様のイメージからは考えられないらしく「どこで料理習ったん?」と皆さんから聞かれて「若竹学園」のことをお話いただいているようです。
「学園で基本を学んだのが大きかったです。ひとつひとつの動作に意味がある事がわかったので、それを踏まえると応用がきいて、味やサービスのブレが出ません。」と言っていただきました。

実はご子息が障害をお持ちで、ゆくゆくはこのお店を軌道にのせて、昼間に二人で営業したいという夢をお持ちです。
そのため屋号にご子息の名前を入れていらっしゃいます。座右の銘は「迷ったらしんどい方を取れ」で、今までの経験から間違いないということです。
自分のお店という実感があって、何のために働くかという意義も見いだせて、今は楽しくて仕方ないという石田様。
経営者の気持ちはお客様にも伝わります。きっと暖かいお客様に囲まれたアットホームな繁盛店になられると確信しました。
店舗情報
店名:お好み焼きenjin 康祐
紹介サイト:https://92m010.com/13-xpress/openclose/enjin-260424/
所在地:大阪市淀川区十三本町2丁目8-21
業態:お好み焼き・鉄板焼き店
開業:2026年4月(卒業同年1月)
受講コース:若竹学園 お好み焼き開業コース




