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小さな飲食店を成功させるには?

あまり規模が大きすぎない小さな飲食店を経営して成功に結び付けたいけれど、どのようなことを意識して始めればよいのかわからないという人も多いでしょう。

この記事では小さな飲食店を成功させるコツについて詳しく解説します。


小さな飲食店とは

小さな飲食店とは、一般的には座席数が20席以下で10坪~15坪(33.06m2~49.59m2)程度のお店のことです。

どのような規模の飲食店でも開業時にある程度の開業資金が必要なのは同じですが、小さな飲食店の場合これを節約できるのでお店を成功させやすいと言えます。

飲食店の開業費用の大まかな内訳は次の通りです。

①物件取得費

保証金、礼金、仲介手数料、譲渡代金(居抜き物件の場合)、前家賃の合計金額を指します。

②内装費
店舗内の床・壁・カウンターなどの造作をするための費用です。

③外装費
店舗の外観を整えるために行う外壁塗装・屋根塗装などの費用を指します。

④設備費
店舗で使用する空調・給湯・厨房・給排水などの設備にかかる費用です。

⑤諸経費
備品や消耗品、什器にかかる費用、広告宣伝費などを指します。

物件取得費、内装費、外装費はお店の規模に比例して大きくなるので、小さな飲食店ほど費用は抑えられ、設備費は大きな飲食店の場合業務用の設備が必要ですが、小さな飲食店の場合家庭用の設備を使用できるためこちらも節約が可能です。

小さな飲食店を経営して成功したいなら、まずは開業資金を多めに調達し、節約しながら効果的に使うのが大切です。


小さな飲食店の強みとは


小さな会社のためのマーケティングの教科書とも呼ばれている、静岡県立大学の岩崎邦彦教授が著した「小が大を超えるマーケティングの法則」では小さい店の強みを以下の10個と位置付けています。

・個性
・サービス
・独自性
・小回り
・専門性
・こだわり
・親しみやすさ
・融通
・地域密着
・接客

この10個の言葉に当てはめて自分の店の強みとは何かを考えると、他店との差別化が図れるため小さな飲食店でも成功しやすくなるでしょう。

参考:日本経済新聞出版「小が大を超えるマーケティングの法則」


小さな飲食店を成功させるには?



小さな飲食店を成功させるコツを4つご紹介します。


メニュー単価を考える


メニュー単価を考える際は外食における1人当たりの平均利用金額を知り、そこから自分の飲食店の客単価を導き出し、メニュー単価を決めていくという流れの方が顧客のニーズに合ったメニュー単価となるでしょう。

味の素KK業務用商品サイトには業態別の1人あたり客単価が掲載されており、例えば居酒屋では¥3,390、カフェでは¥1,073となっています。

この客単価を参考に自分の飲食店を開業したいエリアの競合店の客単価も調べてみることが大切です。

これらの客単価を参考にしながらメニュー単価を仮に設定し、自分の飲食店のターゲット層における客単価とメニュー単価の合計金額がかけ離れていないかを検討しましょう。

そして最後にコストパフォーマンスの面からも再検討し、最終的なメニュー単価を設定するのが望ましいと言えます。

小さな飲食店を成功させるためには、収支のバランスを考えてターゲット顧客に受け入れられるメニュー単価とすることが重要です。

参考:味の素KK業務用商品サイト「業態別客単価と求める料理」


固定費を抑える

飲食店を開業するには、日々お店を運営し続けていくのにかかる運転資金が必要ですが、固定費と変動費の2種類に分類されます。

固定費とは毎月の売上高の影響を受けない定額の経費のことで、主なものは次の通りです。
・家賃
・交通費
・福利厚生費
・保険
・借入返済費

正社員を雇用しなければ交通費や福利厚生費は抑えられますし、家賃も最初に物件を精査すれば節約できます。

小さな飲食店を成功させるには、開業直後に固定費を抑え、運転資金を節約することが重要です。

立地を考える

近年飲食店では隠れ家的な立地のあまり良くないお店の成功事例も増加してきているため、どのようなお店でも立地に関係なく集客できると勘違いしがちです。

しかしそのようなお店は「隠れ家」というコンセプトに合った条件の立地に出店していて、それがターゲット顧客のニーズと合致したため成功したということなので、やはり顧客のニーズに合った立地を考えて出店しなければならないことには変わりがありません。

小さな飲食店ほどしっかりとリサーチを行いターゲット顧客の求める場所に出店すれば、その分成功しやすくなります。


コンセプトをしっかりと立てる

小さな飲食店の場合、独自性や専門性が売りになるため最初にコンセプトをきっちりと決めておくことが大切です。

コンセプトにぶれが出ると、顧客も何を売りたいお店なのか理解することができなくなり、常連客ほど早く離れていってしまいます。

このようなことを防ぐ上でも最初にコンセプトを定め、方針をぶらさずに営業していく姿勢が大切です。


まとめ


小さな飲食店は開業費用を抑えて出店できるのでそれだけ成功するのには有利だと言えますが、メニュー単価の決め方やコンセプトに工夫を凝らし、運転資金を節約しながら少しずつ顧客を増やしていくことが重要だとわかりました。

お店の経営をするのは初めてという人も、最初は小さな飲食店の経営から挑戦して、ぜひ成功をつかんでみてください。